「常見研究所」という屋号には、実は先代の物語があります。
本記事では、現在の常見研究所の原点となっている、祖父母の時代のお話をお伝えします。
祖父・常見巌、祖母・常見芳子
初代の常見研究所は、祖父・常見巌(つねみ いわお)、祖母・常見芳子(つねみ よしこ)によって運営されていました。
祖母・芳子は、洋服のパタンナーであると同時に、書道師範でもありました。
「手で何かを創り出す」ことと、「文字に想いを託す」こと——。
このふたつを、日常の中で自然と結び合わせることができた方だったと伝えられています。
祖父・巌と祖母・芳子が、戦後という激動の時代を背景に、自分たちの知恵を一つの形にしたもの。
それが「常見研究所」という場でした。
戦後、女性が人生を切り拓くための場
初代・常見研究所が担っていたのは、「女性が自らの手で人生を切り拓くための学び場」という役割でした。
洋裁を学べば、自分で、あるいは家族のために、衣服を仕立てることができる。
書道を学べば、自分の名前を、美しい文字で書けるようになる。
戦後間もない時代、女性が自立のための技術を身につけることは、想像以上に大きな意味を持っていました。
その土台を、一室の学び場からそっと支えていたのが、祖父母たちの常見研究所です。
洋裁と書道——。
異なるようでいて、どちらも「自分の手で、人生のかたちを刻んでいく」ための技だった、と言えるのかもしれません。
令和に再興するという決意
その常見研究所の名を、2025年12月、孫の常見智子(TOMO)が令和に再興させていただきました。
時代も、学びの内容も、大きく変わりました。
洋裁や書道という、具体的な技術の伝達ではなくなっています。
けれど、根っこにある想いは変わりません。
「自分の手で、自分の人生を創る」——。
そのための小さな学び場であり続けたい、というのが、令和の常見研究所の願いです。
セルフケア分野を包括する発信拠点
現代における「自分の人生を創る」ための基盤は、セルフケアそのものにあると、常見研究所は考えています。
ボディ、メンタル、スキン——。
これらを自分で調律し、自分の人生の土台として立て直していくこと。
そこに、現代版の「自立のための学び」が宿っていると捉えています。
常見研究所は、この分野を包括する発信拠点として、blog.tsunemilabo.comを中心に、さまざまな情報とプロダクトをお届けしています。
おわりに
名前を受け継ぐということは、先代の想いも同時に引き受けるということです。
祖父母が残してくれた「自立のための学び場」という想い。
それを令和の言葉と形で育て直していくことが、今の常見研究所の歩みです。
これからもどうぞ、新しい常見研究所をよろしくお願いいたします。