久久理®の活動は、代表・常見智子ひとりで成り立っているものではありません。
淡路島に暮らす多くの方々との繋がりの中で、はじめて今の形になっています。
本記事では、島のコミュニティに生かされているという実感についてご紹介します。
島の暮らしは、人と人の繋がりで出来ている
淡路島での暮らしに移ってから、強く感じるようになったことがあります。
それは、この島の暮らしが、人と人の繋がりによって静かに支えられている、ということ。
買い物をする場所ひとつ、手仕事を頼む相手ひとりにも、顔と名前と物語があります。
都市で暮らしていた頃には匿名だった日々の行為が、島では「○○さんにお願いする」という一対一の関係になる。
その手触りの違いは、久久理®の活動にも深く影響を与えています。
NPO法人『島くらし淡路』との出逢い
島のコミュニティとの繋がりを象徴するのが、NPO法人『島くらし淡路』との出逢いです。
『島くらし淡路』は、淡路島への移住相談を担うNPO法人。
移住希望者と、島の暮らしを繋ぐ橋渡しを地道に続けておられる団体です。
メンバーのひとり、堀内照美氏が営むアンテナショップ「omiyageya HATCH」では、久久理®代表・常見智子も店内ディスプレイづくりに参加させていただきました。
「作家として関わる」というより、「島の一員として手を貸し合う」という感覚。
そうした距離感の中で、新しい関係が育っていきました。
廣田農園という、もうひとつの支え
久久理®のプロダクトづくりを支えてくださっているのが、廣田農園の廣田久美氏です。
約80年にわたって淡路島で受け継がれてきた在来種カレンデュラ「むらじ」を、無農薬で育て続けている生産者。
久久理®の2つのプロダクトの核となる原料は、すべてこの畑で育まれています。
種まきから収穫、そしてプロダクトとして届くまでの長い時間。
その過程のすべてで、廣田農園という土台があってこそ、久久理®は成立しています。
「生かされている」という感覚
島で暮らしているうちに、自分一人で何かを成し遂げているという感覚は、だんだん薄れていきました。
代わりに強く感じるようになったのは——。
「この島と、ここに暮らす方々に、生かされている」という実感です。
生産者の畑があって、運び手の手があって、使い手との出逢いがあって、はじめてブランドは成り立つ。
そのどれか一つが欠けても、今の久久理®はありません。
おわりに
島のコミュニティに生かされている——。
この感覚は、久久理®が今後も大切にしていきたい原点のひとつです。
プロダクトの背後には、いつも誰かの手と時間と物語が重なっている。
そのことへの感謝を忘れずに、これからも歩みを進めていきます。